HDMIが無いパソコンと液晶タブレットとのHDMIを使った接続

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私がiMacを購入し、デジタルイラストを描くための環境を作る時に一番困った事、それは「iMacにHDMI入力端子が無い」でした。
最近のパソコンならHDMI入力端子は付いていて当然だろうと思い込んでいたので、その事実に気付いた時は「もしかして(所持している)WacomのCintiq 13HDが使えなくなるのか……」と、とてもショックを受けていました。

WacomのCintiq 13HDは個人的にとても高い買い物だったので、WindowsからiMacに買い換えた後も使い倒す気満々。
気分的には減価償却しきっていないので、どうにかしてでも使えるようにしたい!
と言う事で、何か対策方法は無いかと探し回りました。
この過程を記事としてまとめます。

接続は可能です

結論から先に言いますと対策方法はあります。
その方法で今でもCintiq 13HDは活躍しています。

私の場合はCintiq 13HDでしたが、今でも液晶タブレットを繋ぐのにHDMI端子を使う事は多いので、iMac(もしくはHDMI端子が無いパソコン)とHDMI端子を使う液晶タブレットの場合どう対応するのか、という形に読み替えても通じるかと思います。
少しでもお役に立てればと。

HDMI入力端子の代わりにUSB-C入力端子を使う

HDMI入力端子の無いパソコンでHDMI入力端子の代わりに使えるのはUSB-C入力端子です。
Apple製品の場合はThunderbolt 3と呼ばれている入力端子ですね。
比較的新しいiPhoneやiPadの充電もに使われています。

このUSB-C入力端子を使って液晶タブレットを接続するのですが、そのままでは物理的に繋げないので、変換ケーブルを利用して繋げます。
ケーブルの端が「USB-C出力端子」と「HDMI入力端子」の形になっている変換ケーブルを別途用意して繋げれば、これまでと同じように液晶タブレットを使う事ができるのです。
これで問題解決ですね!

ただし注意点があります

ただ注意しないと行けないのは、このUSB-C端子ですが取り扱える内容が物によって違いまして、その中でも「DisplayPort」に対応しているものに限ります。
折角変換ケーブルを購入したのに、パソコンや変換ケーブル自体がDisplayPortに対応していない場合は、繋げても液晶タブレットに映像は出てきません。
購入前に「DisplayPort」対応かどうかを調べておきましょう。
……とは言え、元々HDMI端子が映像用の端子なので、変換側のUSB-C端子が対応していないとは考えられませんが……世の中色々ありますからね……。

ちなみに同じ事はパソコン本体にも言えます。
Windowsの場合、パソコン本体に付いているUSB-C入力端子は多分対応していると思いますが、念のため調べておいた方がよいかと思います。
なお、iMacのThunderbolt 3はDisplayPortに対応していますのでご安心を。

個人的おすすめ変換ケーブル

おすすめというか、実際私が購入したものや、レビュー等で使える事が確認がとれたものを紹介していきますね。

おわりに

今回は「まさかHDMI端子が使えないなんて……」という所から始まった話題ですが、そこから考えるともしかしたら近い未来には色んな用途に使うケーブルがUSB-Cケーブルに置き換わっていくのかもしれませんね。
ユーザーからすれば繋げるケーブルの数が少しでも少なくなってくれるのは嬉しい話です。

そんな未来が早く来て欲しいなと思いつつ、今回はこの辺で。

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